私は新聞の広告欄に原田ひ香さんの著作の『三千円の使いかた』の広告が載っていました。友人と一緒に書店に行って見てみると書店のベストセラーにノミネートされている人気の本でした。すぐに友人と一冊づつ買って読んでみようということになりました。

私は原田ひ香さんという小説家の名前は初めて知った人だったので、どういう人かないう気持ちもあり、この本ってきっと節約や貯金の方法が書いている本だろうなって思っていました。

実際読んでみると、物語としてもとても面白いものになっていました。何よりすごいと思ったのは、いろいろな世代の人がお金に対しての価値観だけでなく、生き方・人生観にまで触れられていたのですごいなあと思いました。

これは私の個人的な思いですが、いろいろな環境のいろいろな生き方の一人一人の人達の考え方が、すべて共感できるというのも不思議なことでした。例えば、就職して憧れのOL生活を送るために節約できずにいる美帆さんの気持ちも、私が就職した当時(バブル期でしたが・・)

自分で初めて給料をもらった時は、多くの夢を見ました。現実はなかなか思うような理想の生活はできませんでしたが、美帆さんと同じようなことを夢見ていたように思います。その他の人々についても共感できましたが、それはまた後日ということにします。

投稿者

ほたる

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