STEP・3ー1【お金を使わない自分をつくる】そのためには貯める目標を決めて自然と無駄な出費を減らせる体質になりましょう。そのためには現実的で具体的な目標ほど頑張れます。なぜお金を貯めたいのか。その問いに明確な答えを持っている人は案外少ないものです。

「将来のために」とか「何があるかわからないから」とかただ漠然とした不安を貯金で打ち消そうとしている人が多いです。しかしなんとなくで貯金しているからたまらないのです。明確な意志や具体的な希望を持っている人の方が、貯金はうまくいきます

嗜好品のリスクを考え直しましょう。健康管理も節約のうちです。休憩の一服のタバコや仕事後のビールの美味しさは何物にも代えがたいものですが、たばこ代や酒代も馬鹿になりません。また過度の喫煙や飲酒は健康には悪いことは知られていることです。

もし体を壊して治療や通院に使った時間も、その時間で仕事したり、スキルUPに使ったりすれば、収入が上がっていた可能性もあります。このように喫煙や飲酒は控えることで大きな金額や時間が節約できるのです。自分の体を健康に保つのも節約のひとつです。

金融機関の口座は3つの役割を持たせましょう。貯金下手な人が最初にすべきことは、自分の銀行口座を「使う」「貯める」「増やす」の3つに分けて作るようにします。

「使う」口座とは生活費を出し入れするベースの口座です。「貯める」口座は「使う」口座から貯金分の金額を移す口座です。「先取り貯金」がベストです。「増やす」口座とは「貯める」口座の残額が増え、年収の半分程度になったら、資産運用に回します。それが「増やす」口座です。