【ステップ2】スタイル3課税口座では投資信託に限らず、幅広い金融商品で積極的な運用ができます。ETF(上場投資信託)への投資もそのひとつです。ここではETFの基本を学んでいきましょう。ETFは投資信託の仲間で商品の内容自体はたいして変わりません。
投資信託とETFの違いは、ETFは証券会社を通じて希望する買値、売値を提示し合って、オークション方式で取引していくわけです。売買の状況によっては、価格がリアルタイムで動いていくのが特徴です。
ETFは日本の市場でも買えますが、資産形成で人気があるのは米国市場で買える商品です。ここでは米国の証券取引所で取り扱われている定番のETFを紹介します。しかも米国ETFでも普段利用している証券会社を通じて、なんも問題なく売買することができます。
ETFは、自分が決めたタイミングで買い建てていく「スポット購入」が基本となります。いつもより価格が下がったタイミングで、積立よりもある程度、まとまった金額を投資していくのがいいです。
インデックスファンドは長い目で見れば1日の値動きは大きくありません。ETFは値動きをこまめにチェックする必要があるので、経験を積んで値動きになれる必要があります。最初はお試しで少額だけ買ってみて、相場の様子を観察して慣れてきたら、徐々に投資金額を増やしていく方がいいです。
※これは2023年までのつみたてNISAの場合です。