2020年。コロナ感染症が流行しはじめました。飲食店やパチンコ店の営業自粛や学校の休校などが行われて、多くの人が自宅で過ごす時間が増えていきました。未知の感染症の流行にみんなが不安を抱えていました。人は外出時マスクをして、人との距離を取っていました。

日常生活の常識が大きく変化していきました!

幸い私は収入への影響はありませんでした。仕事もリモートなどではなく、リアルなため仕事での人との関わりも変化はありませんでした。元々あまり仕事や食料品などの買い物以外は出歩くことは少なかったので、生活そのものに大きな変化はあまりありません。

生活への変化はなかったのですが、私自身の心理的には大きな変化がありました。先日の投稿でも書きましたが、私自身日々の生活や老後への漠然とした不安があり、それが原因だと思いますが、自分の周りの人たちが、忙しく働き、活躍する姿に言葉では言い表せない焦りがいつもついて回り、少しでも空いた時間があると不安になり、いつも何かに急かされているような気分でした。

そんな私は周りの人々も自宅で過ごす時間が増えたことで、何かに追われているような私の気持ちが、だいぶ楽になっていました。心にゆとりができて、自分自身を見つめなおそうと考えました。

その結果自分の貯蓄がなく、老後年金が6万円ほどということなど、今後の課題が明確になっていきました。その課題を克服するためには、少しずつでも貯蓄しなければ、そのためには今より節約しようと決めました。

この頃まだ私は家計簿というものはつけていませんでした。またつけようとも思いませんでした。節約のために私が行ったことは、雑誌『サンキュ!』に記載されている節約主婦の家計簿などを見ながら自分の生活と比べてみたりしました。

もちろん食事は自炊やお弁当にしましたが、元々外食はあまりしないので、あまり成果にはつながりませんでした。

でも微々たる額ですが積立預金をすることにして、近くの銀行に行き口座を作りました。その時銀行員さんから「NISAにしたらいかがですか」と勧められましたが、「投資はお金が減る可能性があるんでしょう」聞いて、それは困るんでと断りました。

ここから私の悪あがきが始まりました!