原田ひ香さんの『財布は踊る』第四話はお財布アドバイザーの善財夏実ですが、この善財夏実さんがブランドの長財布を持つことを推奨しているため、第一話の葉月みづほはヴィトンの財布に執着しました。

お財布アドバイザーの善財夏実も、大学卒業後外食チェーンの会社に入社し、26歳で転職し派遣で、大手保険会社に入社して働いていました。そしてエリート社員との結婚も夢見ましたがかなわずにいました。

ちなみに善財夏実さんの本名は蛇川茉美といいます。

仕事も男性にもそれほど恵まれず、思い悩んでいた時に学生時代に興味を持った風水の本を、もう一度手に取りまめていました。した。そして改めて風水の合理性に気づき、それを職業にできないかと考え始めました。

はじめは【スピリチュアル風水鑑定士 魔美先生】として仕事をはじめ、財布の話が善財夏実の名前を有名にしましたが、今はその財布の記事からもう一歩進まなければいけない状況にあり、一つの岐路に立たされていました。

また腐れ縁のバーテンダーの真田という彼氏とも別れの気配を感じ始めていました。今後の人生がどうしていくべきか、本気で考えないといけない状況でした。

そして第一話からの葉月みづほも不動産を一つ手に入れて、引越しを決断しました。