先日、横山光昭さんのことを書きました。著作の中に『90日で「貯める力」をつける本』では次のように書かれています。

第一ステージ:「お金を管理する」

第二ステージ:「お金を学ぶ」

第三ステージ:「お金を生かす」

貯める力を上記の三つのステージで説明しています。

第一ステージの「お金を管理する」についてでは、実生活に関わるお金をマネージメントしていく段階です。家計簿を使ってお金の流れを把握し、無駄な支出を抑える。貯金を少しずつつくっていくための目標を持つなどのお金と向き合って、コントロールできるようになるための、最も大切な基礎です。

そして第一ステージの「お金を管理する」ためには支出をすべて書き出し、それを消費・浪費・投資に分けるだけ、自分自身のお金の使い方を、他人の価値観ではなく、自分の価値観で自分自身のお金の流れをどう見ていくかという、自分軸をもつことを養っていくことです。

つまり金額そのものではなく、何にお金を使ったかが大切です。そして自分軸を見つけるために、支出を自分なりに消費・浪費・投資に分けていきます。

消費については、家賃・水道光熱費・食費・生活日用品・医療費などです。浪費については、嗜好品・趣味・ギャンブルなどです。投資については、貯金・資格取得のための勉強費用などの将来の自分に繋がる物を言います。

自分の価値観とは例えば、食費は「消費」ですが、過度の外食は「浪費」に当たる可能性があり、また旅行なども単なる娯楽なのか、自分の将来を豊かにするためのことなら「投資」に当たる可能性があります。このようにただ品目だけでとらえず、自分軸で分けていくことです。

投稿者

ほたる

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